「片倉佳史氏が語る「台湾の言語事情」」

※例によってFacebookに書いた後の転載です。


昨日(4/1)の午前はアイケーブリッジの「片倉佳史氏が語る「台湾の言語事情」」を聞きに行きました。

台湾の長きに渡る歴史的・言語的に複雑な背景は私も本当不勉強で全然理解していないのですが、「今現在なぜこうなのか」という具体例がたくさん紹介されていて分かりやすく、ちょっととっかかりがつかめたような気がします。

映画の話は『KANO』と『湾生回家』の話が少し出ました。『KANO』については、「日本人はあの映画を観るとたぶん感動する。でも感動は思考力を邪魔するから難しいと思う。」、『湾生回家』については「おそらく日本人と台湾人では感動する点が違う。この映画は花蓮政府がバックについており、花蓮は当時新しい街で他と人口比率が違っていた(←ちょっと表現がうろ覚えですみません)などの特殊な事情があった。この映画が引揚者の真実すべてではない。」というお話でした。

この2本は私もどちらも観てるので、また追々いろいろ考えてみたいと思います。

「表面的な美しい台湾だけを見ても本当の台湾は見えてこない」というのが今日のお話のすべてかなと思います。